月を跨いでしましましたが…10月31日は「阿川地区戦没者追弔会」でした。
戦後75年の本年…。
コロナ禍での今般ではありますが、感染症対策に十分にとり、先の大戦以前よりの戦没者追悼のご縁を「阿川遺族会」の皆様より賜りました。 私の祖父の兄（百濟慈海・善照寺第17世住職）も戦没者であります。身が引き締まりました。
お勤めの後の法話では、昨年2月に訪問した「知覧特攻平和記念館」の事や、日本本土には少ないと言われる…「戦争遺構」の海外の事例、日本独自の戦没者のお墓「奥都城（おくつき）」の話などを織り交ぜ、浄土真宗での追悼の意義を共に考えようと考察しました。 あと、宗門が本年作成した「沖縄戦」の映画のことも紹介させていただきました。
この、阿川地区戦没者追弔会は阿川地区3ヶ寺（浄土宗浄土寺様・曹洞宗海翁寺）での各々年の持ち回りで開催されます。
『戦争の犠牲となられた全ての方をご縁として』、私は宗教者、念仏者として…過去の過ちを繰り返すことのなきようにと勤めていかねばならない、と心新たにさせていただきました。
南無阿弥陀仏