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  • 執筆者の写真高昌 百済

本日のお品書き

2023/12/29

帰三宝偈

御文章(白骨章)

三奉請

表白

正信念仏偈(本願力・如来浄華)

みほとけにいだかれて

重誓偈

帰敬式(弘誓の強縁)

帰三宝偈

御文章(白骨章)

三奉請

表白

正信念仏偈(本願力・如来浄華)

みほとけにいだかれて

重誓偈

仏説阿弥陀経

仏説阿弥陀経

仏説阿弥陀経


↑簡潔に申すなら「お葬儀が二つ重なり、その後に月忌参りに行った」です。


ご遺族皆様にとっては、掛けがえのない故人様との最後のご縁です。

老少不定。

死の縁も無量です。

精一杯に勤めさせていただきました。




ただ、拙の疲労もマックスです。

ひたすら金麦が五臓六腑に染渡ります。



完全に余談と無粋な感想なんですが…


本日お勤めさせていただいた2軒のご門徒さん。

家族だけではなく多くの親族と地域の皆さんに見送られ、お別れの悲しみの中に、とても「暖かい気持ちが流れている」と感じた、そんなご門徒さんのお宅の葬儀でした。


そして、そんなご門徒に共通しているのが、「お仏間に家族写真が飾られている」という点。

これって…お坊さんの気付きアルアルで共感していただける方も多いんなんじゃないかと思います。


よくよく考えてみるに、今の家族を、この家を巣立っていた家族を、今は街に暮らす子も、孫も、曾孫も。仏間でご先祖様にお知らせする意味も込めて…なんだと思うんですが、阿弥陀様の前にご奉告している(その自覚があるかどうかは別の話)って、本当に凄い事だと思うんですよ。

きっとそういう気持ちがあるからこそ、第三者の立ち位置の僧侶としての僕が感じるほどに「あぁ、暖かいお葬儀だなぁ」って思わせてくれた。

そんな有難いご縁にあわせてもらいました。


なんというか、様々な信仰心を超えた葬送のカタチってあると思います。

時代や、環境や、それそれの家族の事情や、感染症のこともあるので、どれも否定はしません。

ただ、儀礼を丁寧につとめられ、多くの方に見送られ「暖かいなぁ」って感じさせてもらうお葬儀に出会わせてもらうおウチの事情は、だいたいが(あくまで客観的に見て)家庭円満が前提なんだろうなって気付きです。

まぁ…あたりまえのことなんでしょうけどね。



少し金麦がキマり過ぎたのかもしれません。


という訳で~

妻子と、母親を大事にせんといかんなぁと、あらためて気づかせていただきました。


子供も先日2歳になりました。

えらい熱心に「泣いた赤鬼(活字)」を読んでます。

この本、離郷された福岡のご門徒さまからのプレゼントです。

有縁の皆様のお蔭様で、百済家も少しながら成長できた一年です。

令和五年、2023年もあと少し。

駆け抜けましょう。

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